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ベレニケ (アグリッパ1世の娘) : ミニ英和和英辞書
ベレニケ (アグリッパ1世の娘)[むすめ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

ベレニケ (アグリッパ1世の娘) : ウィキペディア日本語版
ベレニケ (アグリッパ1世の娘)[むすめ]
ベレニケ(Berenice, 28年 - ?)は、ヘロデ朝ユダヤの統治者アグリッパ1世の娘、アグリッパ2世の妹。キリキアのベレニケと呼ばれる。
最初の結婚はアレクサンドリアローマ帝国の官僚と結婚、夫に先立たれると今度は叔父と結婚する。その叔父にも48年に先立たれると、数年間兄アグリッパ2世のもとに身を寄せた後、キリキアの王ポレモン(en)と結婚する。しかし夫に冷遇され、再び兄のもとに帰った。
ベレニケが有名なのは、ローマ皇帝となったティトゥスの愛人だったことによる。出会ったのはユダヤ戦争の時で、彼女はユダヤのローマ軍司令官だったティトゥスと恋に落ちた。そしてティトゥスはベレニケを妻とすることを約束して、75年にローマへ赴く。そして79年にティトゥスはローマ皇帝となる。しかしローマ市民はユダヤの女性を皇帝の妃とすることに反対、彼女を祖国に帰らせるべきとの態度を取る。ティトゥスはローマ市民の態度を前に、彼女を妻とすることはなかった。この決断で、ローマ市民は一転してティトゥスに同情を寄せたという。
==関連項目==

* ジャン・ラシーヌ - 17世紀フランスの劇作家、ベレニケを主人公にした悲劇『ベレニス』の作者。
* ピエール・コルネイユ - 17世紀フランスの劇作家、ティトゥスとベレニケを主人公とした『ティトとベレニス』の作者。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベレニケ (アグリッパ1世の娘)」の詳細全文を読む




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